福岡県福岡市南区にある「学校法人純真学園 純真高等学校」は、令和6年度「DXハイスクール」の採択校です。
純真高等学校の普通科探求クラスでは、1年生(12名)が、さまざまな分野の学びを通じて、「探究心」を少しずつ育んでおります。
当社では、ハイブリッド型ケーススタディ教材「THINKBASE」を用いて、企業経営を疑似体験しながら、マーケティンング(差別化戦略と新規事業立案)を学ぶ授業を展開しています。

純真高等学校での授業風景は、こちらをご覧ください。

今回のテーマは、「地域密着型スポーツ用品の差別化戦略と新規事業立案」です。
地元のスポーツ用品店は、高校生とって非常に身近な存在です。
駅前の商店街にあるスポーツ用品店では、昔から地域の方々に愛されて、子どもたちの体育や部活動を支えるだけではなく、地元大学生や社会人チームの本格的なスポーツを支えています。
しかし、すぐ近くの郊外では、大型ショッピングセンターが開業し、そこには大手チェーン店やファッション重視店が店舗を構えています。このままでは、お客様を奪われてしまい、地域密着のスポーツ用品店も経営の危機に瀕してしまいます。

高校生にとって、スポーツとは何か?、スポーツ用品のほか、スポーツウェアにはどのような機能や特徴があるのか、子どもたちや社会人以外にも新しい顧客はいないのか?、などを議論していきます。
既存の顧客と新しい顧客のニーズの違いに注意しながら、差別化と新規事業を考えていく授業です。